草原性のチョウについて

 千貫平で,ウラギンスジヒョウモンやメスグロヒョウモンがいるということで すが,
四国では妙な現象があります.オオチャバネセセリがとにかく見られなくなった ・・というので
皆不思議がっていたのですが,昨年,愛媛県で数頭発見され,今から 復活するのか,
他の県ではどうなのかなどというほどです.
もう一つはこのウラギン スジヒョウモンで,この種もほとんど見られなくなって,
オオウラギンスジは少し高 いところに行けばまだまだいるのですが,ウラギンスジは激減です.
鹿児島の状況は だいぶちがうのですかね.

南西諸島のナミエシロチョウ

 熊谷さんが,ナミエシロが非常に多く,昔はこうではなかったというのは渡嘉敷島で のことなのでしょうかね.
私が1971年の春に八重山に行った頃,向こうではすでにナ ミエシロはものすごく多くなっていて,
1974
年に二町君,南君といった沖縄本島南部 もかなり増えていて驚いた記憶があります.
沖縄本島は1970年夏,1971年春はほとん どいなかったと思いますね.どうでしょうかね,

文:大原賢二氏よりのメールから転用